第99回箱根駅伝予選会で、1時間02分21秒の個人6位の快走を見せ、2年ぶりの本戦出場に貢献した城西大学のキムタイ選手。
第99回の箱根駅伝では3区を走り、区間11位だったものの、第100回では同じく3区を走り、区間3位という好成績を残しています。
タイムも1分以上早くなっています!
駅伝選手として注目を集めているキムタイ選手。
詳しいプロフィールや箱根駅伝での活躍ぶり、強さの秘密について詳しく調べてみました!
【顔画像】キムタイは何者?Wiki風プロフィール
キムタイ選手のプロフィールはこちらです!
- 名前:ヴィクター・キムタイ
- 英語表記:VICTOR Kimutai
- 体重:59kg
- 学歴:ケニア マウ中学校 マウ高校 城西大学
キムタイ選手は、現在城西大学経営学部に在籍している駅伝選手です。
2024年全日本大学駅伝でも3区区間賞を獲得する活躍ぶりを見せています。
レース後のインタビューでキムタイ選手は、
私にとても親切で、残りの大学生活を彼らと一緒にいられるように最善を尽くします。
キムタイ選手はケニアのカレンジン族
キムタイ選手は、エリウド・キプチョゲ選手など、ケニアの中でも世界的な選手を輩出しているカレンジン族です。
カレンジン族はマラソンに強い民族だと言われています。
カレンジン族は、標高が高く空気が薄いところに住み、幼い頃から何kmも離れた学校まで走って通学しているといいます。
そのため、心肺機能がきたえられると言われています。
カレンジン族から多くの世界トップ選手が生まれているそうで、子どもたちのヒーローであり、目標にもなっているそうです。
また、ケニアでは、ウガリ(トウモロコシの粉を練った主食)やケール(青汁の材料でもある)をよく食べるのだとか。
環境と、栄養たっぷりの食事がマラソンに強い身体を作る秘訣なのかもしれません。
速さの秘訣は身長のでかさ?
キムタイ選手は、出場した出雲駅伝でも3区区間賞を獲得し、なんと7人抜きを達成したそうです!
その速さの秘訣はどこにあるのでしょうか?
キムタイ選手の身長は172cmとなっているので、そこまで高身長という訳ではなさそうです。
足が長いので、歩幅が大きいという点では有利と言えるかもしれません。
ケニア人は、走りに長けた骨格を持つ民族と言われています。
パワーを出すために、体幹を意識することで背面の筋肉が発達しやすいそうです。
また足が細く、下肢を回転させるために使うエネルギーや酸素が少なくて済むという特徴があります。
キムタイ選手の速さの秘訣は、恵まれた体形と筋肉にありそうです。
城西大での成績・箱根駅伝の活躍まとめ
キムタイ選手は、城西大学2年生の時に、関東学生陸上競技対校選手権大会男子2部で、5000mと10000mで2冠を達成しました。
第35回出雲駅伝では3区を走り、区間賞で城西大学史上最高の2位に貢献しました。
第55回全日本大学駅伝でも3区を走り、区間賞を獲得。
第100回箱根駅伝では3区を区間3位で快走しました。
遠く離れた日本という異国の地で、結果を残し続けるキムタイ選手。
キムタイ選手は城西大学初の留学生ということもあり、言葉や生活習慣など、大変なこともあると思います。
そんな中で、メンバーと良好な関係を築きながら努力を続け、チームに貢献しています。
才能と体形に恵まれている上に、努力も惜しまない姿が印象的な選手です。
「もっと速く、もっと強く、もっと楽しく」をキャッチコピーに躍進を続ける城西大学のエースとして、今後も大活躍することは間違いなさそうです。
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